Q. 株って、何?
A. 有志が「お金」(株券)を出し合って会社を作った一つの形態に株式会社がありますが、株券は有志が出した「お金」のようなものです。
大きな事業をするには、多額のお金が必要となりますが、銀行などから借り入れをしない場合、資本金、つまり会社自身のお金が多いことが必要となります。そのとき、株式会社は株式を発行し、資本家に購入してもらうことで、多額のお金を調達することが出来ます。
例えば、経済データ株式会社が存在し株を1万株発行していたとします。A君がその株式を6,000株持っていた場合、A君の持つ株数が6割と過半数を占めることから、株数による議決権行使から、株主総会で経営者を決める権利があり、ひいては、経済データ株式会社の事業活動の方針を決められる権利があります。また、その株式を、B君に売却することも可能です。また、経済データ株式会社が事業に失敗し、会社が倒産しても、A君は株券がなくなるだけで、6,000株の株式を購入した時のお金が戻ってこないだけです。これが、いわゆる「有限責任制度」です。
反対に、経済データ株式会社が事業成長により、配当金をより多く株主に支払いをする場合、経済データの株券は収益性の高いものと判断され、上場していた場合には、人気化することで高い株価となります。
もともと、株式会社の起源は、大航海時代の西洋に遡ります。大きな船を建造し、人を雇うにお金が必要となります。そのとき多くの人がお金を出し合うのですが、その目的は、出航した数ヶ月後に胡椒などの特産品を仕入れ持ち帰ったときの販売による利益を、得るためです。このとき、航海中に難破し戻ってこない、つまり、事業失敗により、出したお金が戻ってこないリスクが、最初から自明となっています。