Q. 誰が、株式投資をしているの?
A. 日本の上場・登録会社の株主は、大きく分けて、個人、事業会社、銀行、生・損保会社、証券会社に大別されます。ただ、国籍が日本であったり、米国であったりします。冒頭に「日本の」と枕言葉をつけたのは、日本では安定株主確保のため、企業同士の持ち合い構造が顕著に株主構成に現われ、個人株主の構成比が低くなっています。
上場会社、店頭登録会社の株主構成は、有価証券報告書にて上位株主が公表されています。一般的には、東洋経済新報社の会社四季報や日本経済新聞社の会社情報で、見ることができます。会社設立時の株主構成は、増資や市場で売買されることで、どんどん変化していきます。上場会社・店頭登録会社の場合には、株を購入することで購入した会社の経営を垣間見られます。なぜなら、株主には、決算発表後、事業報告書が郵送され、株主総会の案内がされます。保有株数が発行済み株式数の20%を超えた場合には、株主総会での議題発案件があり、50%を超えているならば、事実上会社を所有していることとなります。
事業会社は、自らにその安定経営権を確保するため、株の持ち合いを1971年頃から始めました。現在では、持ち合い構造が崩れつつあるものの、持合による株の持ち合いは依然高く、事業会社による株主構成は高くなっており、結果として、個人株主の割合が小さくなっています。具体的には、米国の個人株主構成は約7割ほどですが、日本では2割前後となっています。