Q. 機関投資家って、誰?
A. 証券投資を業務としている法人です。
株式市場で投資運用しているのは個人だけでなく、銀行などの金融機関や生命保険会社、損害保険会社、投信を運用する投資信託会社(最近では、社名の語尾にアセットマネジメントをつけている)などがありますが、これら法人を機関投資家と呼びます。事業会社でも株式投資をする場合もありますが、機関投資家とは呼びません。というのは、株式投資が経常的な事業活動ではないからです。
機関投資家は株式運用をするため、バイサイドと言い、株式売買の取次ぎをする証券会社をセルサイドと言います。バイサイドは、自らも調査部門を持ち、また取引先であるセルサイドの調査部門も活用するため情報が豊富ですが、だからと言って、個人より運用が必ずうまい、とは言い切れないところが、株式市場の面白いところです。
本来、銀行預金も含めて投資は、高いリターンには、高いリスクがあるのが大原則です。銀行預金はリスクが僅少なため、利息も僅少となっています。個人投資家は、自らが投資家であるため、リスクが取れる投資家です。よって、とんでもない高いリターンを取ることができるところが特徴です。99年前半の市場、特に店頭市場は、そういった個人投資家の値幅取りが成功した局面だったと言えます。