Q. 景気の見方   



A.  景気は、上向きか下向けかと言う方向性と、成長率など景気水準そのものを判断する見方がありますが、金利や株式などマーケットは、その方向性が重要です。


景気の方向性を論ずる場合も、日本ではその判断が難しくなっています。と言うのは、米国では実質GDPが2四半期連続で減少した場合を景気後退と定義していますが、日本では景気の山である経済活動が最も活発となっている時点、景気の谷である経済活動が最も停滞している時点を、経済企画庁の「景気の基準日付」で決め、その日付から景気上昇局面と景気後退局面が決まります。ところが、景気動向指数を基に決める経済企画庁の発表は、かなり経ってから発表となるため、速報性に大きな問題点があります。

そこで、マーケットは、日々発表される種々の指標から、マクロの指標のみならず、産業界の動きなどもウオッチしながら、その方向性を見出しているのが現状です。