Q. 日銀短観
A. 日本銀行が四半期に一度発表する調査報告で、正確には「企業短期経済観測調査」と言い、通常、たんかん、と呼びます。
企業に依頼して調査した結果を、4、7、10、12月に発表します。この発表内容は、2日にわたって公開されますが、初日は基本的な表とグラフ、2日目は細かな計数の公表となります。企業からの調査票の回収から発表まで、10日前後の集計期間であることから、速報性に優れ、経済指標として重要視されます。
調査内容は、大きく2つに分かれます。まず一つは、資本金10億円以上の上場会社(金融・保険を除く)を対象とする「主要企業短期経済観測調査」で、これが普通「短観」と呼ばれるものです。特に、業況判断DIが景気変化として重要視されます。もう一つは、中堅・中小企業を対象にした「全国企業短期経済観測調査」です。
この業況判断は、企業に4ヶ月先までの業業判断を、「良い」、「さほど良くない」、「悪い」から選択して答えてもらうのですが、良いと答えてもらった企業数の割合から、悪い、と答えてもらった企業数の割合を引いた数字を、業業判断D.I.としています。
下の図表は、99年7月時点調査の製造業の業業判断D.I.を、日銀資料からコピーしたものです。見てわかるように、景気後退期は色が水色となって表示されています。

更新日 99/09/19