Q. マネーサプライ  



A.  マネーサプライとは、個人・金融機関を除く一般法人・地方公共団体が保有している合計通貨量を計るもので、日本銀行の金融政策の重要な判断材料となっています。なぜなら、マネーサプライは物価の動きとリンクしていること、日本銀行が操作する短期金利である程度コントロールできること、正確かつ迅速なデータが得られること、などが挙げられます。

 マネーサプライと一言で言っても、いろいろな指標がありますが、普通「M2+CD」の平残を用います。このM2は、現金と預金(郵便局にあずけられている貯金は含まない)、それに定期性預金を合わせたものを指し、CDは譲渡性預金のことを指します。平残とは、日々の残高の平均値で平均残高を略した言葉です。この「M2+CD」は、翌月の中旬に発表されるその速報性と、平残が発表されることから、主要指標となっているわけです。