Q. 米国の個人消費  



A.  米国の個人消費は、GDPで触れたように細かく分析されて発表される。このほかに、小売売上高、乗用車販売台数、個人所得・貯蓄率、などいろいろな指標があります。

 小売売上高は商務省センサス局から翌月の第2周に発表となる指標で百貨店など小売業の売上をサンプル調査して推計する数値ですが、えてして速報値は大幅に改訂されることが多いようです。乗用車販売台数は、商務省からは翌月5日前後に発表されるもので、販売促進のためのインセンティブの有無やニューモデルなどを考慮する必要があるものの、米国の個人消費で一番変動の大きい耐久財のうち、乗用車購入がその4割前後を占めることから、とても重要な指標と理解されています。個人所得・貯蓄率は、商務省経済分析局から翌月下旬に発表されるものです。個人所得は政府などからの移転所得を含み、社会保険料を控除した後の個人が実際に受け取った所得です。貯蓄率は3ヶ月移動平均で算出されるものですが、気をつけなければならないのは、1ヶ月遅れで発表されるところでしょう。