Q. 米国のISM指数  



A. 全米供給管理協会(ISM :Institute of Supply Management)が発表する指数をISM指数と呼びますが、旧NAPM指数のことです。この指数には製造業と非製造業の指数があります。


 全米購買部協会は全米供給管理協会となったことから、NAPM指数はなくなり、ISM指数となりました。特に、製造業指数は、月々の景気動向を示す指標の中で、翌月第一営業日に発表されることから、米国の景気先行指標として注目されています。 企業の購買部に対して、受注残や生産状況、在庫などについての状況が前月と比較して変化したか、どう変化したかをアンケートした結果を指数化したもので、言うなれば、日本の日銀短観と類似する統計です。日銀短観はゼロを分岐点として、+(プラス)、−(マイナス)で表すが、ISM指数は、パーセンテージで表し、50%を生産活動の拡大・縮小の分岐点としている。50%を上回れば、拡大していると判断することができます。
 製造業のISMの総合指数はGDPの製造業部門の供給側を示し、新規受注指数は耐久財受注、価格指数はPPI原材料指数、雇用指数は雇用統計の製造業雇用者数、生産指数は鉱工業生産指数の先行指標となることが注目される背景です。